facebook twitter instagram
WEB予約 矯正相談 マウスピース矯正
電話 WEB予約
藤沢ギフト⻭科・矯正⻭科

根管治療
〜歯の内部に菌が巣を作ります。
菌が巣を作らないようにする、
巣ができても取り除くことが根管治療の目的です〜

根管治療について

根管治療 根管治療

歯の中には根管という細い空間があり、そこに神経や血管が存在しています。その空間に細菌が入り込んだ時に根管治療が必要になります。

根管治療

麻酔をした後に、歯に穴を開けて、細い根管を探します。根管を見つけたら、細いドリルのような器具を用いて、根管を少しずつ削って広げます。これを根管拡大といいます。この処置により神経と細菌を除去します。水道管の中にブラシを入れてゴシゴシと汚れを掻き出すイメージです。

物理的に掻き出せる範囲には限りがありますので、器具が届かない部分は薬液を用いて洗浄します。これは水道管に液体のパイプクリーナーを入れて、ぬめりを溶かして洗い流すというイメージです。

拡大と洗浄後に、細菌を殺す薬を根管の中に入れて(貼薬)、歯に開けた穴に仮の蓋をします。拡大、洗浄、貼薬という作業を何回かに分けて行い、根管の中がきれいになれば、最終的に根管を封鎖します。このことを根管充填といい、ガッタパーチャと呼ばれるゴムや、シーラーと呼ばれるセメントを使用します。ここまでの一連の治療が根管治療です。

根管治療の流れ

麻酔

麻酔

麻酔をして、歯を削り、根管を見つけます。

除去

除去

根管を器具で少しずつ削って広げていき(拡大)、神経と細菌を除去します。器具では除去しきれない細菌は薬液による洗浄で除去します(洗浄)。

貼薬

貼薬

拡大と洗浄が終わったら、殺菌作用のある薬を根管の中に入れて蓋をします(貼薬)。

被せ物の装着

被せ物の装着

上記の流れを何度か繰り返し、根管の中をきれいにします。その後、根管内を封鎖して、土台を建て、被せ物を装着します。
(*被せ物ではなく、詰め物で終了できる場合もあります。)治療を開始してから、被せ物の装着までに7回程度の来院が必要です。

当院の根管治療の特徴

当院では根管治療の際にラバーダム防湿について説明し、ご同意いただいた場合、ラバーダム防湿下で根管治療を行います。ラバーダム防湿とはゴムのシートを用いて、治療歯を隔離する方法です。
ファイルという器具を用いて、歯の内部を清掃、拡大します。

根管治療

ラバーダム装着後の写真

歯科衛生士

処置の様子の
写真

歯科衛生士

歯の内部に細菌が入る可能性を極力減らすことができるので、治療効果が格段に向上します。その結果、根管治療の成功率が高まります。

実は日本での根管治療の成功率は30〜50%程度という報告があります。世界的には成功率は70〜90%と言われていますので、非常に残念な数値です。この差の一つの理由として、日本ではラバーダム防湿があまり行われないということがあります。

根管治療

唾液には細菌が含まれていますので、根管治療中の歯の中に唾液が入ってはいけません。ラバーダム防湿を行うことで、歯の内部への唾液の侵入を防ぐことが可能です。唾液は直接歯に入ることもありますが、間接的に入ってしまうこともあります。ラバーダム防湿をせずに、口の中に指を入れると、唾液に触れてしまいます。その手で器具を触り、その器具で根管を治療をすることで、細菌を送り込んでしまうのです。

ラバーダム防湿を行うと、唾液が歯や指や器具に付着しなくなりますので、本来の治療効果が出やすく、成功率が高まるということです。

歯科衛生士

歯科衛生士

当院では歯科衛生士がラバーダム防湿を行うことがあります。ラバーダム防湿は衛生士学校で習う基本手技の一つです。

根管治療が必要な症状

根管治療が必要になるのは、歯の内部に細菌が感染し、神経(歯髄)が炎症を起こしている場合や、感染が進行して神経が死んでしまった場合などです。また、一度根管治療した歯に再び感染が生じている場合も治療対象です。

虫歯が進行して、神経に到達すると、冷たいものや熱いもので歯が強くしみる症状や、何もしていなくてもズキズキ痛む症状がでます。神経に強い炎症が出ている場合は、神経を除去して細菌と痛み取り除く必要があります。

感染が進行して、神経が死んでしまった状態や、治療した歯に再び感染が生じている状態では、症状が有る場合と無い場合があります。

症状が有る場合は、噛むと痛い、歯肉を押すと痛い、歯肉にできものがあるなどの訴えが多くあります。歯肉が腫れて顎全体が痛い、という強い症状が出ることもあります。これらの症状が有る場合は治療をすべきです。

症状がない場合は、患者さんと相談の上、治療するかどうかを決定します。レントゲンを撮ってたまたま見つかったという場合は、緊急性がないことが多いので、経過観察をして、病変の進行を認める場合に治療を行うという選択肢もあります。

症例

歯の内部の感染が原因で発生した歯肉のできもの。

症例

症例

レントゲンでは、歯の根の周囲に炎症像が認められる。

よくある質問

  • 歯の内部で細菌感染が拡大すると、細菌は領土を広げるために歯の根の先から歯の外に出ていきます。
    歯の根の周りには歯根膜と呼ばれる靭帯と、歯槽骨と呼ばれる骨があります。感染の広がりにより、歯根膜と歯槽骨に炎症が生じると痛みが出ます。
    根管治療

  • 保険診療で根管治療を行なっています。歯の種類によりますが、治療費用は合計で3,000〜5,000円程度です。

  • 根管治療の通院回数は3〜4回程度です。被せ物の装着までを含めると、6〜7回です。難治性の場合は必要に応じて通院回数は増加します。

  • 残念ながら再発の可能性はあります。可能な限り再発率を減らすために、様々な努力を行なっています。ラバーダム防湿、滅菌された器具の使用、効果の高い洗浄液や薬剤の使用、知識や技術のアップデートなどがそれに該当します。

  • 痛み止めを飲んでいただきます。もし、薬を飲んでも痛みが消えない場合はご連絡ください。1.2回痛み止めを飲んで、症状が落ち着くようであれば問題ありません。

  • ご連絡ください。感染が広がってしまった可能性があります。歯の内部を洗浄し、薬を交換する必要があります。また、抗生物質の内服が必要な場合があります。