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フッ素入り歯磨き粉は危険なのか?フッ素の歴史や恐怖情報について② 副作用編

こんにちは。藤沢の歯科医院、藤沢ギフト歯科・矯正歯科の黒木です。

前回に引き続き、フッ素にまつわる情報を調査の上、記載いたします。

今回は、一般的な副作用以外の恐怖情報を整理いたします!

恐怖情報は副作用系国際動向系に分けられると思いました。今回は副作用系について見ていきます。→前回のブログはこちらフッ素入り歯磨き粉は危険なのか?フッ素の歴史や恐怖情報について①

フッ素の危険性を警鐘する情報① 副作用

・「フッ素の副作用には骨折率の増加、がん、ダウン症、認知症がある」という話についての検証

まず骨折率の増加ですが、関係なさそうです。フッ素を長期に摂取した方々の骨折率の違いを調べた研究があるようですが、これによると、骨折率が減少した部位もあれば、変化がなかった部位もありました。よって、フッ素が骨折率を変化させるという明確な根拠は得られていないと結論づけられています。→https://www.niph.go.jp/soshiki/koku/oralhealth/ffrg/m/soukatu12_3.pdf

がん、ダウン症、認知症に関しては検索してもあまり根拠がありそうなのがあまり出てきません。しかし、かなり詳細に書いてある一つの資料を見つけました。→https://www.yakugai.gr.jp/topics/file/fluoride_rep_20020131.pdf

薬害オンブズパースン会議というところが20年前に出しているレポートです。様々な論文を引用して、水道水へのフッ素添加に反対という結論を出していました。この団体は基本的に薬物に反対のポジションをとっていると思われます。ですから、フッ素のことがけちょんけちょんに書かれていました。このレポートの中で、がんとダウン症に触れている部分を見つけましたので、触れたいと思います。

フッ素とがんについて書かれている章ではいくつかの論文が引用されています。その中で最初に紹介されている論文の概要を記載します。

「ラットにフッ素無添加の水、25ppm、100ppm、175ppmを飲ませたところ、無添加と25ppmではがん(正確には骨肉腫)の発症なし、100ppmでは50匹中1匹、175ppmでは80匹中4匹発症した。」

水道水へのフッ素添加は日本では行われておらず、海外での事例では1ppmの濃度にするのが一般的です。

つまり、25倍の濃度設定では異常は起きず、100倍以上だと、発がんしたという結果でした。

え?これがフッ素でガンが生じるという根拠になるの?というのが率直な感想です。100倍以上の濃度を飲ませたら、そりゃ異常でるんちゃうか!?と思ってしまいました。

がんに関しては他の引用文献も似た感じでした。最終的には「論文の質が高くないので、フッ素とがんの関係に結論を出すにはまだ早い。しかし、がんの発生が少しでも報告されているから、フッ素は危険と言わざるを得ないのである!」との結論が導かれておりました。

この理論であれば、100%否定できないことは、すべて危険になってしまいますね。

ダウン症も同じように結論ありきで語られている印象でした。ダウン症に関しては、様々な因子が絡んでおり、高齢での出産というような、超明らかな証拠がなければ、特定の因子を目の敵にするのは無理なのでは?と思います。

また、世界には飲料水中のフッ素濃度が高い地域はもともとあるわけで、そこでダウン症の報告が多数なされているわけではありませんから、フッ素が明らかにダウン症に影響するという証拠はないと言えるのではないのでしょうか?

認知症に関してはさらに情報がないので、根拠不明です。

 

長崎県のHPに「フッ化物の安全性について」というページがありました。→https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/hukushi-hoken/kenkodukuri/ha/332521.html

ここでは、がん、ダウン症に関するフッ素の影響は過去に否定されていると断言されています。また、アルツハイマー病への影響は立証されていないと書かれていました。簡潔で明確にまとめてありますから、一見の価値がありますよ♪

・「フッ素は酵素系を阻害して、神経機能を阻害する。」という話の検証

いかにも、怖さを演出する文章ですが、「フッ素 酵素 阻害」と検索すると「細菌の酵素を阻害して、酸の産生を抑制する。」という解説が目に入ります。これはフッ素の虫歯予防の効果ですね。確かにフッ素は酵素系を阻害するのです。

実際に人体への影響はどうなのかと思って調べを進めましたが、フッ素と酵素を調べた人体実験は見つけられませんでした。

一方、マウスにフッ素入りの水を飲ませて、酵素活性がどうなるかを調べた文献は見つかりました。→https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdh1952/20/1/20_1_68/_pdf

1970年の文献ですよ。50年以上前・・・。

ざっと読みましたが、マウスに飲ませた水は、フッ素無添加、10ppm、100ppm、400ppmで、酵素に影響があったのは、100ppm以上だったと書いてありました。またもや通常設定濃度の100倍以上です。

論文では、低濃度のフッ素を長期投与した場合にどのような影響があるのかを追って調査する必要があると書いてありました。50年経ったいまはどうなっているのでしょうか?新たな知見はあると思いますが、普通に検索しても出てこないということは、センセーショナルな結果では無いのだろうと推察されます。あるいは、衝撃的すぎて明るみにできないのか・・・。

・「フッ素は胎盤を通過するので、胎児の脳にダメージを与える可能性がある。」という話の検証

「胎盤を通過するので・・・・」という文と、

「脳にダメージを与える可能性がある。」という文がつながれば、可能性は無限大です。

何が言いたいのかというと、「胎盤を通過する物質なら全部当てはまるだろ〜っ!」ということです。

ちなみに、前述の長崎県のHPでは明確に胎児への影響は否定されていました。

一方、日経メディカルという医療関係者が登録できてニュースなどを見られるサイトでは、「妊娠中の高濃度のフッ素暴露は胎児のIQを下げる可能性がある」という記事がありました。

カナダでの研究を引用した記事でした。カナダでは水道水にフッ素が添加されている地域とそうでない地域があります。母親が妊娠中にどちらの地域にいたのか、そしてその母親から生まれた子供が3−4歳になった時のIQに影響があるのかを調べたようです。

その結果、水道水のフッ素濃度が高いほど、子供のIQは低かったというわけです!怖いですね〜。

フッ素が添加されている地域では水道水からのフッ素摂取量は1日あたり0.93mg、添加されていない地域では0.39mgと推定されていました。(添加されていなくても飲料から摂取しているのは、フッ素は様々なものに含まれているからです。)

さてこの差はどれくらいの差なのでしょうか?

日本での研究で、1日あたりの食品からのフッ素摂取量は1.44mgと推定されているものがありました。→https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdh1952/44/3/44_3_342/_pdf

WHOは成人のフッ素摂取上限は1日あたり10mgとしているようです。

食事でのベース摂取が1.44、水道水添加分0.93を加えると2.37mg

食事添加されてない場合はベースの1.44+0.39で1.83mg

上限が10のものに対して、2.37と1.83でそんなに差が出るの?と感じます。

ちなみに、普段お使いの歯磨き粉が1450ppmのフッ素濃度である場合、ブラシにたっぷり乗せて使うと1回あたりのフッ素量は1.45mgです。もちろん吐き出しますから全部摂取するわけじゃないですが、上記のわずかな差でIQに影響が出るなら、歯磨き粉は超慎重に使用しないといけなくなってしまいますよ〜。

 

ふ〜。こんなに長くなるとは思いませんでした。

個人的にはどの噂も根拠薄弱だなぁという感想です。しかし、当然のことですが完全に問題ない!とも言い切れないですよね。

100%否定できないものは疑うもよし、だいたいで行動するもよし、全く気にしないのもよし、人生の様々な選択に対して、どのようなスタンスを取るのかは個人の自由!

 

私は今回の調査で、だいたい大丈夫だなという印象でしたので、今まで通り子供に少量のフッ素を塗り塗りしようと思います。

お子様の虫歯予防でお困りの方は、藤沢駅徒歩15分、藤沢ギフト歯科・矯正歯科までご連絡ください。

次はフッ素にまつわる国際動向を調べます!

日付:   カテゴリ:ブログ, 院長ブログ